猫 人気ランキングナンバー1「穏やかな巨人」メインクーンってどんな猫?特徴・性格・値段は?

イエ猫の中でも体が大きく、顔つきはワイルド、でも性格が穏やかでかわいらしい声で鳴く「メインクーン」は、今とても人気がある品種です。

海辺の寒さが厳しいアメリカ合衆国メイン州が原産地で、人の手ではなく、自然にかけ合わさって生まれた品種です。

メインクーンの体の特徴、性格、寿命、飼い方、値段などをまとめました。

メインクーンの特徴を知ろう

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毛の色と柄

メインクーンの毛の色のバリエーションは、「ブラック」、「ホワイト」、「レッド」、「ブルー」、「クリーム」です。

 

柄や模様の基本は「ソリッド」、「タビー」、「シルバー&ゴールデン」、「スモーク&シェーディッド」、「パーティー」です。

*ソリッドとは・・・・模様がない単色の毛色です。

*タビーとは・・・・広い意味で縞模様のことです。額にM字のような模様が基本的に入っています。
その他に、目尻から頬にかけて入っている縞(クレオパトラ・ラインといいます)と、アゴ(下くちびるの下)が白または淡いクリーム色であったりもします。
トラ猫やキジトラ猫に代表する縞模様全般を基本的にタビーといい、縞の太さ、長さ、配列によって細かく分けられています。

*シルバー&ゴールデンとは・・・・上毛(オーバーコート)の先端に少しだけ色が付いているタイプ、または上毛(オーバーコート)の先から1/3程度に色が付いているタイプ。
どちらも残りの毛の色の部分は白かクリーム色をしています。

*スモーク&シェーディッドとは・・・・上毛(オーバーコート)の先から1/2程度に色がついており、残り半分が白色の毛をしています。

*パーティーとは・・・・2色以上の毛色猫とカラフルなモザイク模様のことです。
胸元を除いて、白斑や白色の量がどんな模様になっていてもパーティーカラーです。

 

目の色

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基本色は両目が「グリーン」、「グリーン・ゴールド」、または、「ゴールド」です。

毛色が白のメインクーンであれば、両目が「ブルー」、または、一方が「ブルー」、もう一方の目が「ゴールド」と珍しい組み合わせも存在します。

毛並み

メインクーンは、基本的に長毛種であり、毛の長さはミディアムロングです。

上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の2層の毛(ダブルコート)が密集して保温性に優れています。

胸元にはライオンのたてがみのような長い毛があります。毛の質感はとても柔らかいです。

後ろ足の長い毛はパンタロンやズボンと呼ばれています。足の指の間にも長い毛が生えています。

そのため寒さの中でも体温を保ち、氷や雪の上を歩いても滑りにくいです。

しっぽの毛はふさふさとして豊富な毛量が目を引きます。
短毛種のメインクーンも存在します。

普通の猫より毛の長さが少し長い、またはほぼ同じくらいのメインクーンです。

長さに関係なく2層の毛(ダブルコート)が密集しており、保温性があります。

 

他の品種に比べて、メインクーンの子猫は3〜5年かけて成猫へ成長します。

子猫の時期は成猫に比べて体毛は短いです。

成猫になっても長さが変わらなかったり、短毛に成長する猫もいます。

 

長毛のメインクーンを希望している方は、飼い始める前に子猫が長毛の両親から生まれているのか確認しましょう。

また、短毛の遺伝傾向が成長した後に強く表れてしまうこともあるかもしれません。

 

おだやかな性格や大きさ、鳴き声などは変わりませんので、最後まで家族としてかわいがって育てましょう。

 

性格

最大の特徴は、猫なのに性格がおだやかでコミュニケーション力が豊かなことです。

猫の中でも平均以上の知能を持っています。

そのためしつけがしやすくゲーム性のある遊びもこなします。

郵便受けから新聞や手紙をくわえて運んできたり、人がボールを投げるとキャッチし、くわえて戻ってくるそうですよ。

人や他の動物とも友好的で、飼い主さんのあとをついて歩いたり、みんなと一緒にご飯を食べたがります。

犬や小さな子供がいるお宅でも飼いやすい品種です。

 

大きさ

・体長:オス、メス、ともに平均に100cm前後です。(しっぽの長さを含む)

 

・体重:オスの平均が猫6〜8kg、メスの平均が4〜6kgです。

 

・体格:メインクーンは、大型で骨格はがっしりとしています。

そして骨太で全体的に重量感があります。

「ロング・アンド・サブスタンシャル・タイプ」に分類されます。

 

鳴き声

普通の猫のような「にゃー」と鳴くことはまれで、メインクーンはのどを鳴らすように高い声で鳴きます。

「ホロロロロ、ホロロロロ」、「ルルルル、ルルルル」といった感じに聞こえます。

この声が聞きたくてメインクーンを飼い猫にえらぶ飼い主さんもいらっしゃるそうですよ。

 

寿命

メインクーンの平均寿命は14歳です。
2015年のイエ猫の平均寿命は16歳でしたので、メインクーンは長生できる品種といえます。

 

メインクーンの値段と選び方は?

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メインクーンは純血種であっても、いくつかの種類に分類され、それに応じた価格が付けられます。

見た目が良く、ショーで活躍ができると判断されると、「ショータイプ」として高い値段で販売されます。

血統に問題はなくても、見た目がショーに向かないと判断されると「ブリードタイプ(繁殖用)」として販売されます。

どちらにも向かないと判断されると、「ペットタイプ」として販売されます。

 

・ショータイプ

平均15〜30万円くらいで購入できます。

 

・ブリードタイプ(繁殖用)

ブリーダーさんによって値段に大きく差があり、数万円から20万円前後の価格がつけられています。

良心的なブリーダーさんに相談すると、健康で血統に問題がない子猫と出会えるようです。

価格も交渉次第で譲っていただけることもあるとか。

 

・ペットタイプ

6〜10万円くらいで購入できます。

 

【重要】メインクーンの飼い方の注意

メインクーンは大型のイエ猫です。そのため、子猫のころから食欲が旺盛です。

そして成猫になるまでに約3〜5年かかります。

成長期の間は「キトンフード」がおすすめです。

成長期には成猫の2倍、またはそれ以上の高いカロリーと栄養が必要です。

タウリンなどの必須アミノ酸やビタミンB1などが不足すると骨格や筋肉の成長をさまたげ、内臓が未発達で自己免疫も弱まり、寿命が短かくなります。

メインクーン用のキトンフードと成猫用キャットフードはロイヤルカナンから販売されています。

必要なカロリーと栄養素がバランスよく含まれているので安心ですね。

去勢、避妊手術を受けたメインクーンであれば、ドライフードとカロリーの低いウェットフードを併用して与えることをおすすめします。

ウェットフードは味や食感を楽しめるので空腹を和らげ肥満予防につながります。

 

運動

メインクーンを室内飼いするには広いスペースで飼うことが望ましいです。

広さが足りない時は、メインクーン向けの大きなキャットタワーを設置したり、壁に猫用の歩道を手作りしてあげると上下空間を使えるので運動が効果的にできますよ。

メインクーンは多指症(先天的に指の本数が多い)の多い品種です。

先天的な障害ではありませんので安心してください。前脚で器用に水をすくったり、足場の悪い場所でも活動しやすい利点があります。

不妊手術が済んでいれば屋外で木登りしたり、ボール投げをして遊んであげましょう。

集団で行動を好み、人の後をついて歩きます。

名前を呼ぶと飼い主さんのところに戻ってくる猫が多いので、屋外でも安心して遊べますね。

賢く、運動能力も高いので体を使う遊びを心がけてあげましょう。

 

メインクーン特有の疾患

どの品種にも先天的にかかりやすい病気はあります。親や兄弟に病気が発症したら、子猫に詳しい検査を受けさせましょう。

病気の予防や発症を遅らせることができるかもしれません。

また、子猫を買う前に、ペット医療保険を事前に調べて加入の検討をしましょう。

保険会社によっては品種別にサポートする範囲に制限があったり、逆に制限がなくても金額が異なります。

 

・肥大型心筋症・・・・心筋細胞が大きくなって左心室がせまくなったまま広がらなくなる障害です。

左心室に血液が流れ込まなくなり、全身を巡る血液量が不足します。

心房へ血液が逆流することもあります。肺に水がたまったり、呼吸困難、心不全、大動脈血栓塞栓症によって後ろ足のマヒ、または突然死などを引き起こします。

中年期から初老期に起きやすくオスに多い病気だそうです。

 

・脊髄性筋萎縮症・・・・遺伝子の異常で生後3~4カ月で発症することが多い病気です。

足や胴体を動かす神経が消滅して筋肉の萎縮がはじまり、筋力が低下していきます。

自分の力で動けなくなり、寿命が短くなります。治療法は今のところありません。

 

・多発性のう胞腎・・・・腎臓にのう胞という水の袋がたくさんできて、腎臓が大きくなります。

本来の機能が低下して体液をろ過できずに腎不全を起こして死亡に至る病気です。猫の場合は有効な治療法が今のところありません。

 

・股関節異形成症・・・・骨盤と大たい骨をつなぐ関節が生まれながら障害のため、歩くたびに痛みや炎症を起こします。

幼少期は炎症止めや体重のコントロールで温存するそうです。

改善できない重い症状のときは外科手術で人工関節を入れる手術があるそうです。猫の関節は小さいので、とても難しい手術だそうです。日本の獣医師さんで施術できる方は少ないそうです。

 

【毛のお手入れとヒゲに注意して飼育しましょう】

顔まわり、脇、脚、しっぽには毛玉ができやすいのでこまめにブラシをかけてあげましょう。

ブラシかけは皮膚病の予防、猫への愛情表現につながりますよ。

長毛の猫には、その後にコームですいてあげるとからまりがなく毛先までツヤがでますよ。

メインクーンのヒゲは他の品種に比べてとても長いそうです。

猫にとってヒゲは大切な感覚器官です。

ヒゲが当たらないように浅めの広い器でゴハンを与えるとストレスが少なくなるそうですよ。水は給水器で飲ませてあげるのがおすすめです。

まとめ

野性味あふれる大きな体と立派な毛並みが魅力の品種ですが、がっしりとした骨格、広い胸、重量感のある筋肉は短毛だとよく見えてワイルドさが伝わってきます。

 

おだやかな性格と高い鳴き声はペットチャンネルで見たことがあります。

とてもしぐさがかわいらしい品種です。

水遊びが好きなので置き水はできそうにありませんが、賢くておだやかな性格は家族を笑顔にしてくれることでしょう。

私の住む地方のホームセンターでは、メインクーンを21万円で販売していました。

生まれて3カ月なのにうちで飼っている老猫の日本猫くらいの大きさでした。

とにかく尻尾が長くて、大きな卵形の瞳が優しそうでした。

 

エサ代を用意できる経済力と、体にあった運動量をこなしてあげられる飼い主さんでしたら、初めて猫を飼う人でも、飼いやすい品種ではないでしょうか。

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