ノルウェージャンフォレストキャットってどんな猫?特徴・性格・値段

北欧、北ヨーロッパで古くから土着猫として厳しい寒さの中を森で生きてきたノルウェージャンフォレストキャットは、忍耐力があり、お茶目な性格は昔から人々に愛されてきました。

もふもふとした長い毛はつい触りたくなりますよね。

ノルウェージャンフォレストキャットの特徴、性格、飼い方や値段をまとめました。

ノルウェージャンフォレストキャットの特徴を知ろう

毛の色と柄

〜毛の色〜
・レッド
・ブラック
・ブルー
・シルバー
・ホワイト
・クリーム
・ブラウン

〜毛の柄、模様〜
・ソリッド・・・ 無地の単色のことです。
・バイカラー・・・2色のツートンカラーのことです。
・マッカレル・タビー・・・サバのような細い縞模様です。
・クラシック・タビー(ブローチド・タビー)・・・太い縞模様で、背中からお尻にかけて太い2本の線があります。左右の腹部に渦巻きのような模様があります。
・トービー/パッチドタビー・・・赤と黒両方の縞模様がモザイク状になっているような柄です。べっこうのような色合いです。
・トーティ/トーティシェル/トータシェル・・・黒と赤のモザイク模様で縞は入りません。べっこうのような色合いです。
・ブラウンタビー・・・黒と茶色の縞模様ですが、茶色は焦げ茶や赤茶などもあります。ヨーロッパではブラック・タビーと呼ばれています。
・ブルータビー・・・グレーとベージュの縞模様です。
・レッドタビー・・・明るい茶色(オレンジ色に近い)と、ベージュの縞模様です。
・クリームタビー・・・クリーム色とオフホワイトの縞模様です。
・シルバータビー・・・黒とグレーの縞模様で濃い色と薄い色のが交互に発色しています。
・スモーク・・・毛の上部1/2〜3/4に色が付いており、下部は白または淡色になっています。
・ゴーストタビー・・・顔から胸にホワイトが入っていないソリッド、バイカラー、スモークにうっすら縞模様がはいる柄です。

〜顔の柄〜
・八割れ・・・額から耳にかけて八の字に色や柄があります。
・鼻面かぶり・・・目の下と鼻の上から耳にかけて色や柄があります。
・面かぶり・・・鼻の下と目の下から耳にかけて色や柄があります。

〜足の柄〜
・ソックス・・・前脚の先だけ、または前脚と後ろ脚に白い柄です。
・半そで・・・前脚の肩から半分まで色や柄が入り、足首から先は白い柄です。

〜しっぽの柄〜
・ペンライト・・・しっぽの先だけ白斑です。珍しい柄だそうです。

目の色

・「ゴールド」または「グリーン・ゴールド」。
・「グリーン・ブルー」または「ブルー・グリーン」。
・「ブルー」は若干いるそうですが「アクア」はいないそうです。

毛並み

全体的に光沢のある長毛です。上毛(オーバーコート)はつややかで長く、下毛(アンダーコート)はちぢれて毛量が多く、保温性が高いダブルコートです。特に首まわりに毛量があります。胴からしっぽの先までふさふさとしています。

性格

知的で忍耐強くおとなしい性格ですが野生的な一面が残っています。

例えば、屋外での活動が好きで木登りが得意です。室内でも高いところが好きです。

おっとりしているように見えますが、ハンターとして優秀な知能と身体能力を持っています。

でも、子猫の時期が3年~4年と長く、成猫になってもお茶目なままでかわいらしい気質の猫ですよ。

また縄張り意識が強いので、どちらかというと飼い主さんのパートナーとして、単独で飼う環境が望ましいです。

寂しがりな一面もあり、留守番はあまり得意ではありません。

多頭飼いをするのであれば、飼うスペースが広くてお部屋がいくつもあるお家が望ましいです。犬との同居も可能でしょう。

好奇心が旺盛なので、犬や小さなお子様にも自分から近寄る社交性があります。

集団の中での順位を意識するので、ノルウェージャンフォレストキャットが先に住んでいるときは、専用の寝床や食器を必ず用意して、新しく迎えた子猫よりもコミュニケーションを多くとってあげましょう。

子猫の頃から一緒に飼育すると別な品種の猫とも仲良く暮らしますよ。

また、ノルウェージャンフォレストキャットの兄弟で子猫の頃から多頭飼いするのもおすすめです。

 

大きさ

・体長:オス、メス、ともに平均40〜60cmです。(しっぽの長さを含む)

・体重:オスの平均が4.5〜6kg、メスの平均が3.5〜5kgです。

・体格:ロング&サブスタンシャル(長く、がっしりした大型のボディタイプ)です。前脚より後脚が長い腰高です。しっぽは長くふさふさとしています。

鳴き声

ほとんど鳴かないと言われるほどおとなしいです。

去勢、避妊手術前であれば発情で相手を求めて大きな声で鳴きます。

不妊手術が済んでいれば、飼い主さんに強い要望があるときに鳴きます。おなかが空いている、水やトイレが汚れているなどの可能性があります。

猫の様子や行動をよく観察すると鳴いている理由がわかります。

おやつを与えてみたり、抱っこしてコミュニケーションをはかり、猫の気持ちを探りましょう。

興奮して鳴いているときは遊びにさそうのだけはやめましょう。体調が悪くて鳴いているかもしれません。寒い土地の品種なので暑さに弱いです。猫の呼吸があらい、耳や肉球が熱いときは部屋の温度が高いかもしれません。室温を下げて様子を見ましょう。改善がなければすぐ動物病院で診察を受けましょう。

私の飼い猫は雑種の日本猫です。冬のはじまりの昼間は温かいのですが夕方に肌寒くなります。すると猫は目の前に来て大きな声で鳴いて私の周りをウロウロします。

よく見ると体の毛が大きくふくらんでいました。寒くて鳴いていると気づいてストーブをつけると、おとなしくストーブの前で暖をとりまはじめます。

鳴き声と体の様子で猫の言いたいことがわかることもあります。

寿命

ノルウェージャンフォレストキャットの寿命は平均11〜14歳くらいです。

2015年のイエ猫の平均寿命は16歳でしたから、ノルウェージャンフォレストキャットは平均よりやや寿命が短い品種といえます。

ノルウェージャンフォレストキャットの値段と選び方は?

値段

ペットショップで購入する場合は15〜20万円くらいです。

ショーで活躍できるタイプをブリーダーさんから譲り受ける金額は20〜30万円くらいです。

私の住む地域のホームセンターでは17万円で子猫が売られていました。人気の品種だそうです。

CFA は愛らしい丸みのある顔、TICAはワイルドでたくましい顔

ノルウェージャンフォレストキャットの血統書を発行している団体は世界に7つあります。

アメリカ合衆国に本部のあるCFA、TICAの2団体は日本に支局があります。それぞれの団体が開催するショーでノルウェージャンフォレストキャットを見ることができます。

ノルウェージャンフォレストキャットはさまざまな毛色と柄や模様が存在しています。しかし、顔つきは団体によって若干系統が違います。

愛らしく丸みのある顔立ちはCFAの系統に多く、ワイルドでたくましい顔立ちはTICAの系統に多いそうです。

どちらの団体も毛の量は、両親がふさふさとしても子猫が必ずふさふさするとは限りません。

しかし、北欧や北ヨーロッパで生まれ育ったノルウェージャンフォレストキャットは顔つきが細く鼻筋が通ってワイルドな印象です。毛量もかなりふさふさしています。寒い地域に適応した猫本来の姿の両親から生まれる子猫もワイルドな見た目が多いですよ。

CFA、TICAの2団体がそれぞれ開催するショーを楽しみながら、自身の好みの顔つきや毛色の猫を探してみるのはいかがでしょうか。

団体公認のブリーダーさんはご自身でホームページを開設していることが多いです。会場に足を運べない場合はホームページから子猫や親猫の情報をメールやチャットでお話できます。ぜひ、活用してみてくださいね。

【重要】ノルウェージャンフォレストキャットの飼い方の注意

大型の猫なので子猫の頃からたくさん食べます。

子猫は3〜4年かけて成猫に成長します。その間はキトンフードを食べさせてあげることをおすすめします。

ロイヤルカナンからノルウェージャンフォレストキャット用のドライフードやキトンフードが販売されています。品種に合わせて栄養バランスが良いのでおすすめです。

このほかに、通販での注文ですが、添加物と着色料が少ない海外製品の「シンプリー」もおすすめです。どの品種でも与えられます。

ただ、7歳以降は高齢になって運動量が減りはじめます。肥満になると糖尿病や心疾患にかかりやすい品種なので、ドライフードはシニア用を選んで与えましょう。そして水分が多くカロリーが低いウェットフードと併用する方法もおすすめです。

運動

運動量が多い品種です。

もとは野生種なので、屋外の活動を好みますが、室内で飼ってあげましょう。事故や病気の感染を防いで長生きできます。

ジャンプ力がある品種なので高い場所によく登ります。大きめのキャットタワーを部屋に設置しましょう。

もし、ケージを使う場合は、2階、または3階まで高さがある大きなものを用意してあげましょう。喜んで遊んだり寝床にしたりします。

好奇心が旺盛なので飼い主さんのアクセサリーや手に持った道具に興味を持ったり、膝の上に乗りたがります。遊んでいるつもりでも、狩りの能力が高く、大型の品種なので、子猫の頃から持っている長い牙で嚙みつくこともあります。そういうときはちょっとおおげさに痛がって見せましょう。子猫が力加減を早めに覚えられます。

飼い主さんとの遊びが大好きですが、猫じゃらしは丈夫なアゴと長い牙でかみちぎってしまうことがあるそうです。はしがほつれてふさふさとしたロープで遊んであげると猫の狩りの本能も満たし、おもちゃも壊れにくいですよ。

柄のさきから丈夫なひもでネズミのぬいぐるみがついたおもちゃは、猫の牙や爪から距離ができて操りやすく壊れにくいので安心して遊べます。

広いお部屋で飼う環境があれば、手作りでダンボールのトンネルをつくってあげると喜びます。爪とぎにされてもまた作り直せるのでダンボールは便利ですよ。

もし、作ったおもちゃに興味を持たなくても、たたんで資源ごみ(地域によってはゴミの出し方が異なるのでご注意ください)に出せますので経済的です。

子猫のかみぐせがなおったらお部屋のインテリアに合わせた猫用トンネルをペットショップで買うのもおすすめです。

毛のお手入れ方法

・毎日ブラッシングとコームかけをしてあげましょう。1日数回ブラッシングをしてあげましょう。皮膚病や毛球病の予防ができます。
・春と秋は下毛(アンダーコート)が生え変わります。この時期にシャンプーをしてあげると毛を飲み込む量を少なくしてあげられますよ。ノルウェージャンフォレストキャットの毛は水を弾きやすいので、ブラシをよくかけてからぬるま湯を少しずつ毛になじませてあげましょう。シャンプーは毛に直接かけず洗面器などでぬるま湯に溶いてから泡を毛になじませてあげましょう。油を落としたら軽くなでるように全身を洗い、よくすすいであげてください。シャンプーが残っているとグルーミングで体内に入ったり、皮膚から吸収されて猫が体調をくずしてしまうかもしれません。吸水性のあるタオル2枚で体をよくふいて乾かしてあげましょう。ドライヤーを嫌がるときはタオルで念入りに乾かしてしてあげましょう。
・トイレの後におしっこやウンチが毛についていることがあります。長毛種にはよくあることです。
音に驚かない性格の猫であれば部分バリカンでこう門周りと内ももとおなかの毛を刈ってあげるといいですよ。100円ショップで売られている人の髪の毛用のカットばさみを買って、毛を短くするのもいいです。もし定期的にカットサロンに通う場合は、1回平均5,000円くらいだそうです。

かかりやすい疾患

どの品種にも先天的にかかりやすい病気はあります。親や兄弟に病気が発症したら、子猫に詳しい検査を受けさせましょう。病気の予防や発症を遅らせることができるかもしれません。
また、子猫を買う前に、ペット医療保険を事前に調べて加入の検討をしましょう。保険会社によっては品種別にサポートする範囲に制限があったり、逆に制限がなくても金額が異なります。

糖尿病・・・加齢による運動不足や肥満などが原因で、ひ臓の働きが追いつかない、または働きが悪くなると、ホルモンの一種である「インスリン」が作り出されなくなります。すると、血液中の糖が多くなり、この状態が長く続くと、体のいたるところで炎症が起きやすくなり、失明や体の先端の血行不良で壊そが起こりやすくなります。猫の場合、II型糖尿病を圧倒的に発症しやすいので高齢になる6〜7歳頃からの食事と運動のバランスに気を付けてあげましょう。II型糖尿病を発症すると治療を受けても2年程で死亡することが多いそうです。まずは発症させない生活習慣を心がけてあげましょう。

肥大型心筋症・・・心筋細胞が大きくなって左心室がせまくなったまま広がらなくなる障害です。左心室に血液が流れ込まなくなり、全身を巡る血液量が不足します。心房へ血液が逆流することもあります。肺に水がたまったり、呼吸困難、心不全、または突然死などを引き起こします。

毛球病・・・グルーミングで飲み込んだ体毛が胃や腸で詰まり、排泄されず、内蔵を傷つける疾患です。おう吐、便秘をし、猫の元気がどんどんなくなります。毛玉を溶かす専用の内服薬で回復します。飲み込んだ体毛の量が多いときや体調が悪ときは排泄できずに詰まらせてしまうので、普段からブラシやコームをかけてあげると病気の予防ができます。

まとめ

私がノルウェージャンフォレストキャットを初めて見たのは絵の中ででした。1880年代のヨーロッパでは商品用ポスターに猫が登場する機会が多く、ココアや石けんの商品ポスターに女性とともに描かれていました。

1880年代には血統証は存在していませんが、長い毛とブラックタビーにソックス柄で登場していた猫はノルウェージャンフォレストキャットでした。人になつき、ゴージャスな見た目とおとなしい性格は都会でも人気の猫だったのでしょう。

北欧神話に登場する女神の車を力強い姿で引くノルウェージャンフォレストキャットも絵画に登場します。

人と一緒に過ごすことが好きな猫だから日常の一場面を描いた絵画によく登場したのだと思いました。

家で過ごすことが多い女性や寂しがり屋の性格の飼い主さんの良きパートナーになる品種です。お茶目な性格は、飼い主さんの毎日を楽しいくしてくれるのではないでしょうか。

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